旧町田VAgeC釣りの会 2005-7-29改訂
私の釣歴
朝鮮の新義州にいた、小学校低学年の時、父に連れられてよく釣りに行った。
鮒釣
鴨緑江につながる、木材を筏に組んで浮かせてある営林署用の貯木池は良い釣り場だった。その中で筏と筏の間の釣ポイントを探し釣り糸を降ろす。餌はみみずで、どぶを掘れば取れた。ちょうど浮木が立つように浮木下を調節した。よく釣りは「鮒に始まり鮒に終わる」といわれるが、鮒釣の面白味は最高だと思う。浮木も色々な種類があるが、当りは最初チョチョンと軽くきて水の輪が広がる、暫くして再度チョチヨンとくる、ついでぐぅーつと引き込まれた時あわせる。浮木は色々な動きがあり、単純ではない。喰い上がり横に寝る時もある。釣果はふたりで大小取り混ぜて50前後は釣った。多いときは160位あった時もある。
雨が降った後では、水がにごり鮒はあまり釣れず、代わりに鯰、鰻が釣れた。理由は不明。
はぜ釣
鴨緑江の河口の多獅島が釣り場。20cm位の大型が入れ食いで釣れた。錘を底につけての脈釣り。
鴨緑江での釣り
河辺に繋いでいる船に乗って、朝鮮釣り具(昔あった蝿叩きを大型にしたようなもの・グルグル巻き取る)を使い、釣った。かなり深く、きつね鯉といっていた大型魚が釣れた。
京城に移ってからは、仲間と漢江に注ぐ支流で、毛ばりによるハヤの流し釣りをした。この釣も、ハヤが餌に飛びつき、手ごたえがある面白い釣。
ヘラ鮒釣り
家内の実家のある佐原市周辺・水郷地帯はヘラ鮒釣りの大場所で、乗っ込み期などには多勢の釣り師が集まる。良い釣り場も干拓で減少したが。昔、時々利根川に連なる横利根で釣りをした。最初はヘラ鮒釣りを知らず、昔と同じようにみみずを餌にして釣ったが釣果が上がらない。調べてみると、練り餌で釣るヘラ鮒釣りが本命らしい。ある日練り餌で棚をつくり、釣ったら入れ喰いになりヘラ鮒釣りの要領が分かつた。
利根川での鯉の投げ釣りにもトライしたが釣果はなし。
海釣り
主に会社の仲間と釣りをした。船釣りで、葉山でのソーダ鰹・しいら釣り。金沢八景沖での、シロギス、鯵、ハゼ、メゴチ(ハゼ釣りの外道だが食べて美味)。網代沖での鯵釣り、この時は飲んだ翌日で波も高く、船酔いを初めて経験。こんなに嫌なものは無く、伝染する。
アカプルコ湾でのカジキ鮪釣り
メキシコに行った時、到着日が休日だったので、現地駐在員の誘いでカジキ鮪の引き釣りをした。釣り用のモータボートは、湾内をぐるぐる回る。こちらは時差呆けで眠く、うとうとしているとしていると、突如大きな叫び声、ぱっと目を開けると巨大なカジキ鮪が飛び上がっている。急いで巻き上げ。現地の漁師も手伝ってくれたがすごい手ごたえだった。その時、相棒にもかかり、収獲はは2尾。それこそワンチャンスだった。岸辺に帰ると男の子が待ち構えていて、魚を竿につるし、写真など撮った後、いずことも無く運んで行った。駐在員は、魚の一部を切り取り、ホテルで刺身にして食べた。生魚を食べる習慣が無いので、市場では新鮮な魚は入手出来ないようだ。
町田VAgeC釣りの会に参加して
暫く釣りの機会も無く休んでいたが、釣り歴豊かなリーダの誘いで、町田VAgeCの分科会に参加した。昔に比べると、釣具が種々開発されていて、本当にこんなに必要なのかと思うこともある。でも、釣りの楽しみは、仕掛を色々と工夫し、わくわくするところにもあり、釣具店を覗くのも楽しい。
1・2001−7 白ギス釣り(於:相模湾)
![]() 釣り仲間 |
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![]() 釣果:外道のイナダ・蛸も |
2、2003−6 白ギス釣り(於:相模湾)
再度の相模湾での白ギスの船釣りも、台風、雨などの為順延になり、漸く6-16に実施できた。江の島港を
8:10に出港、14:00に帰港。好天ではなかったが、雨にも降られなかった。参加者5人で、それぞれ満足のいく釣果があげられた。
私の釣果は、外道ではあるが大物「かわはぎ」30cmと25cmのもの2尾交じりで23尾であった。30cmを釣り上げたときは、船頭も大きい大きいと言って、タモですくい上げてくれた。リールを巻き上げるにつれ、どんどん重くなり、大きな魚体が踊っているのを釣り上げる喜びは魚釣りの醍醐味である。
![]() 釣り仲間 |
![]() 釣果:外道だが大物30cmかわはぎも |